さっそくG-ファイターにガンダムをまたがせてみましょう!
と、簡単に写真をアップしましたが、このキットでG-ファイターにまたがせることはそのまま組んだだけではできません。足が開ける構造になっていないからです。そこで、以下の改修を行いました。
1)股関節をボールジョイント(wave製)に変更
2)足首をボールジョイント(wave製)に変更
3)首をボールジョイント(wave製)に変更。前屈みになったときに視線を自然にするため。
4)前かがみになってG-ファイターに乗せることを想定し、すねパーツを削る
※G-ファイターの改修は、翼の回転軸がほそくすぐおれそうなので、ポリキャップでつくりなおしたぐらいで、ほとんどノーマルです。
こんな大改修を私はやったことがなく、実際どうしたらよいのかいろいろ調べましたが、なかなか難しかったです。参考にしたのは「MSVモデリングカタログ 1/144+α」という本です。プラバンで補強を入れてから、パーツをしこむ等、大変に参考になりました。
また、以前からプラモをまっぷたつに切るにはみんなどうやっているんだろうと疑問に思っていたのですが、この本に載ってる写真を見て、あっ、これかなと思って買ったパーツが「タミヤ クラフトツールシリーズ No.111 カッターのこ」です。
本に製品名があったわけではないので、近所のホビーショップを回ったのですが、見つからず、ネットで購入しました。これは本当に使いやすいですね!ざくざく切れるので、改修がしやすかったです。
さて、1/144旧キットG-アーマーですが、
改修したおかげで、補助アームがなくとも、しっかりまたがることができるようになりました。
また、色味も、ちょっとおもちゃっぽくしようと思い、メタリック塗装にしてました。今まではだいたいつや消しトップコート仕上げだったのですが、このキットにはメタリックが合いますね。往年のガンダムトイっぽくて良い感じになりました。
下からのアングルも良いですね。
G-ファイターに乗せるために改修をしていますが、プロポーションについてはいじっていません。ペラペラビームライフルもそのままです!ですが、旧キットでもなかなか格好良いじゃないですか。
しかし、このブログで何度も言ってますが、「G-ファイターに乗ったガンダム」といえば、もちろん飛行形態でしょう!このキットにも飛行形態用スタンドがついています...かなり貧弱なのですが...大丈夫でしょうか....
えい!
おおっ!乗りました。しかも補助アームなしで!
ガンダムの股関節、足首を改修した甲斐がありました。
H-GUC 1/144 と比べてみましょう。
HGUC:「旧キットさんも補助アームなしで立ってるんだ。ぼくだって!」
新旧共演、なかなか感慨深いものがあります。
実は、このGアーマーは私が子どものときに作ってみたのですが、コアファイターの羽が折れたり、Gファイターの回転軸を折ったりするなど、華奢な構造に泣かされ、完成できなかったキットでした。今回、約30年ぶりのリベンジとなりました。
久しぶりにこの旧キットを作ってみて、可動の改修、部品の貧弱さによる破損や補強、塗装など、作るのに困難を極めました。ボールジョイントについても、もともとのパーツと合うか調整し、さらに合体ができる状態であることを確認しながらの作業なので、かなり大変でした。土日の制作ですが、この旧キットは2ヶ月近くもかかってしまいました。
しかしできあがった喜びはひとしおですね。旧キットの製作はノウハウが少し蓄積できたので、次もなにか挑戦してみたいと思いました!