G-ファイターに乗ったガンダムの魅力に魅せられ、このシリーズ(?)も6回目になりました。
今回ご紹介するのはこれです。
1/250旧キットG-アーマー、通称イロプラです。
バンダイがカラーインジェクションランナー(一つのランナーに複数の色のパーツをつける技術)をはじめて投入したシリーズが「イロプラ」です。今では当たり前ですが、当時は画期的でした。
この旧キットももちろんそのままではG-ファイターにガンダムを乗せることはできません(箱絵では格好良く乗ってますが...)。というより、ガンダムの間接がそもそも動かないのです。
1/144旧キットのときと同じく、いろいろ間接をしこみたいのですが、パーツが小さく、なによりおなかいっぱいにコアファイターに変形するコアブロックを搭載しているので、間接をいじることが困難です。なんとか真鍮線をしこむのがせいいっぱいでした。
正直この大きさでコアブロックがおなかにあるガンダムはすごいです。しかもコアファイターに変形します。
このギミックは残しつつ、かつGアーマーへの合体機構も残しつつで、なんとか真鍮線をしこみ、G-ファイターに乗せてみました。
うーん。がんばりましたが...プロポーションはちょっと微妙です...
でもこれでもG-アーマーにも合体できるのです。
前回紹介した旧キット1/144G-ファイター&ガンダムと比べてみました。
けっこう大きさがちがいますね。
おもしろいのがコアファイターの大きさの違いです。G-スカイイージーにして比べてみました。
コアファイターの大きさがぜんぜんちがいますね...。1/250 G-スカイ イージーはこの形で飛べるとは思えません...今回の制作では、
1)G-ファイターに乗ったガンダムを再現する
2)G-アーマーなどの、G-パーツ合体機構はそのまま残す
3)ガンダムのおなかに入るコアブロックシステムの合体機構は残す
の3つの共存にこだわったのですが、正直きつかったです...パーツがとても小さいため、ボールジョイントなど安易に仕込めませんでした。
この大きさで「G-ファイターに乗ったガンダム」を再現できるトイやプラモは他にないんだから、まぁ良しとするか、と思ったところ、なんと、プライズで、「フル可動MS-DX Gアーマーセット」なるものがあることに気づき、いそいで購入してみました!
左が1/250イロプラ、右がプライズです。
1/250よりも気持ち小さめですが、プロポーションはすばらしい!とっても格好良くガンダムがG-ファイターに乗っています。プライズ恐るべし!ほかにもこのプライズは、フル可動をうたっているだけあって、なんとこんなポーズをとることができました。ちなみにプライズのガンダムのおなかにコアブロックは入っていません。
プライズ、恐るべし!...とはいっても実は少し手を加えています。とても小さなトイなだけに可動機構がとても華奢です。足首股関節などぷらぷらで、とても立っていられません。
パーマネントマットバーニッシュにより、あらゆる間接をしまらせて、なんとかポーズがとれるようになりました。また、塗料により間接がくっついており、動かそうとして肩関節、股関節が破損してしまい、修復作業を行いました。普通に遊ぶには小さすぎ、ある程度技術がないと遊ぶ前に壊れる危険が大きいトイですね。おもしろいギミック満載なのですが、この破損しやすさのためなのか、今でも割と安く手に入ります。
1/144旧キット、1/250イロプラ、プライズ3機のそろい踏みです。1/144が大きく見えますね。1/60ぐらいに錯覚してしまいます。
イロプラの作成は大変でしたが、こうやって並べると楽しいですね。G-ファイターはかざってこそ、ガンダムを乗せてこそ、が私のこだわりです。まだまだ紹介していきます!