左から、
1)ROBOT魂<SIDE MS>Gファイター ver. A.N.I.M.E. +
ROBOT魂<SIDE MS>RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E.
2)GUNDAM FIX FIGURATION # 0004 Gアーマー
3)プラモデル HGUC No.050 1/144 Gアーマー (Gファイター + RX-78-2 ガンダム)
4)旧キットプラモデル 1/144 Gアーマー
の4種類です。
他にも1/144ぐらいの大きさのもので、「MOBILE SUIT in ACTION 海外版のGアーマー」、
プライズの、「スペシャルクリエイティブモデル ガンダム、Gファイター」があります。その二つはこちらで紹介しています。
<Gファイターとガンダム>
GUNDAM FIX FIGURATIONは、墨入れ、マーキング、塗装とすべて施されており、カトキハジメ氏による独特のアレンジが特徴的です。
ガンダムはROBOT魂の可動はさすがです。GUNDAM FIX FIGURATIONのガンダムは股関節などほとんど可動しません。
Gファイターの翼を反転させています。
GUNDAM FIX FIGURATIONのみ、回転軸により回転させるのではなく、上記画像のように、いったん外して、付け替える方式になっています。
GUNDAM FIX FIGURATIONのみ、スタンドはついていません。
ROBO魂は別売りの「ディスプレイスタンド 魂STAGE ACT.5」を使用しています。
それぞれのガンダムを乗せてみました。旧キットもがんばっています!😄
※旧キットは股関節が開かないので、本来はGファイターに乗せることができません。若干の改造を行っております。 → こちらを参照してください。
ROBOT魂は、Gファイターの後ろからガンダムに透明の接続棒をつけられるので、結構ダイナミックなポーズをとることができます。他のは固定することができないので、ちょっとしたことでガンダムが落っこちてしまいます。
また、キャタピラは、つけるか外す(HGUCは収納)のどちらかですが、ROBOT魂のみ、つける、半収納、はずす、の3形態を選べます。さらに、ROBOT魂は翼を折りたたんだ状態にすることや、ミサイルエフェクト、バーニアエフェクトなどもついており、プレイバリューに富んでいます。
<Gアーマー>
ガンダムを挟み込む重戦闘機形態です。
ROBOT魂とGUNDAM FIX FIGURATIONはシールドを二枚に合わせることができます。
また、GメカBパーツには足を入れるのですが、GUNDAM FIX FIGURATIONとHGUCと旧キットはとてもタイトな設計なので、塗装剥がれや破損の危険があります。裏技というほどではないですが、足を外してGアーマーにするようにしています。
GUNDAM FIX FIGURATIONシリーズは、発売から10年以上経っており、劣化・破損の危険が大きいため、手首や股関節を引き抜く際には注意が必要です。ドライヤーなどで暖めるなどの工夫が必要です。
<Gブルイージー>
こちらはビグロと交戦中のGブルイージーです。GメカAパーツ+ガンダムAパーツで構成されており、コアファイターはありません。
<Gブル>
テレビのシーンでも、このようにコアファイターの大きさとガンダムBパーツの大きさがちぐはぐになってしまい、元々の設定に無理があることがわかります。
GUNDAM FIX FIGURATION と HGUCは、設定通り、ガンダムAパーツの胸部装甲を取り払って、専用のコアブロックを取り付けています。
旧キットは胸部装甲はそのままですが、大きめの専用コアブロックを取り付けています。
<ガンダム胸部装甲+ガンダムBパーツ+GメカBパーツ>
これは戦闘用の形態ではないのですが、上記シーンのように、Gブルとして出撃した後、Gアーマーにドッキングするために残ったパーツを射出する際の形態です。😅
Gブルの項目でも書きましたが、設定に忠実に胸部装甲を取り外してGブルにしているGUNDAM FIX FIGURATION と HGUC はそのままBパーツに取り付けられますので、再現が可能です。
ドッキングシーンもそれっぽくできました。
<Gスカイ>
GメカBパーツにガンダムBパーツ、さらに展開したコアファイターをつけた戦闘機タイプです。
Gスカイの形態にすると、それぞれのパーツの大きさの違いが目立ちますね。
旧キットのコアファイターの大きさが目立ちますが、上記設定画のコアファイターの大きさを見ると、いちばん設定に忠実とも言えます。😅
<Gスカイイージー>
<ガンダムスカイ(ガンダム+GメカBパーツ MA形態)>
対ザクレロ戦で使用した形態です。旧キットもそれっぽくこの形態にすることができました。ROBOT魂とHGUCは台座があって、格好良いです。
以上、様々な古今1/144Gアーマーキットを比較してみました。
ROBOT魂はさすがです。どんな形態でもかちっとストレスなく決まりますが、どの形態もしっかりさせるため、それぞれに専用接続パーツがあります。
GUNDAM FIX FIGURATIONはアレンジが独特で好き嫌いが分かれますが、マーキング、墨入れ、塗装がはじめから入っている唯一のGアーマートイです。ただ、ガンダムの股関節はほとんど動かないことや台座がないのが残念です。また、経年劣化で、手首や股関節のボールジョイントが破損しやすくなっています。
HGUCは安価で作りやすく、遊びやすく、もとのGアーマーの設定をよく立体化しているおすすめのプラモデルです。(わたしも2個持っています)
旧キットはある程度プラモデルの技術がないと、破損などの可能性が高いです。ただ、
昔を思い出して旧キットを作る醍醐味は、リアルタイムで旧キットを買った世代にはたまらないでしょう。大胆な巨大コアファイターの造形は、私は好きです。😆
いやぁ…リアル旧キット世代には感激の記事です。
返信削除旧キットの股関節(股開き)を見て、「プラモ狂四郎」を読み返した記憶が鮮明に甦ってきます。
それにしてもHGUCとG.F.Fは胴体の分割線がそこにあるとは知りませんでした。
改めて設定の矛盾を知ったガンダム40周年記念の正月です。
> タブレットSONY_XPERIA_Z2 さん:
削除> いやぁ…リアル旧キット世代には感激の記事です。
いつもコメントありがとうございます。
意外と1/144のGアーマー各キットの形態を比較できるサイトがほとんどないので、作ってみた次第です。
> 旧キットの股関節(股開き)を見て、「プラモ狂四郎」を読み返した記憶が鮮明に甦ってきます。
こうやって各キットを比較しても、旧キットってよく考えられていることに気づかされます。
旧キットのGスカイの形状はばっちり格好良いと思います。(もともとの設定がそうなので・・・)
Gファイターにガンダムが乗るというのは、原点はクローバーのDX合体セットな気がしますが、やっぱり「プラモ狂四郎」の影響が大きいですよね。私も当時改造しましたが、そんな簡単にいかず、結局ぼろぼろにしてしまって悔しい思いをした苦い思い出があります。旧キットGアーマーは華奢なパーツが多くて素組みでも変形途中にあっちが折れこっちが壊れで、小学生モデラー泣かせでした・・・
> それにしてもHGUCとG.F.Fは胴体の分割線がそこにあるとは知りませんでした。
> 改めて設定の矛盾を知ったガンダム40周年記念の正月です。
今はAmazon Prime Videoでテレビのファーストガンダムが見放題なので、Gアーマーの活躍を確認していたら、設定に忠実なGアーマーの各形態が活躍していました。<ガンダム胸部装甲+ガンダムBパーツ+GメカBパーツ>の発見は私もびっくりしました。それをトイで再現しようとしていることも確認できてさらにびっくりしました!
おおらかな時代の設定と立体に矛盾があるGアーマーですが、それぞれのトイやプラモデルが、独自のアプローチをしていて興味深かったです。
合体玩具の販促で考案された、というのが定説のGパーツで、映画でもハブられてしまうぐらい不遇の機体なのに、こんなに様々な形で立体化されるとは思わなかったでしょうね。
最近ではサンダーボルトでも活躍していたり、ガンダムエースの企画(MSV-R)でGファイターのいくつかのバリエーションが発表さたりしています。「Gアーマー+ジム」は作ってみて記事にしてみましたが、MSV-RのGファイターは手に入れるのは難しそう・・・自作はハードル高そうだな・・・