2019年1月26日土曜日

ROBOT魂 〈SIDE MS〉 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~最終決戦仕様~


今回は、プレミアムバンダイで発売された、「ROBOT魂 〈SIDE MS〉 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~最終決戦仕様~」について紹介します。


このように、長細いパッケージでとどきました。今までのRX-78-2ガンダムのパッケージと比較してみます。


左から、
ROBOT魂 〈SIDE MS〉 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~最終決戦仕様~
ROBOT魂 機動戦士ガンダム [SIDE MS] RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E.
ROBOT魂〈SIDE MS〉 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~ファーストタッチ2500~
となります。この3種の中では一番大きいですね。
続いて中身です。


一番左が最終決戦仕様です。バズーカ2丁、スペースランチ、破損したコアファイター、最終話再現用のパネルなどが入っており、通常版(真ん中)やファーストタッチ(右側)と比べて盛りだくさんな内容となっています。頭部バルカンエフェクトは入っていません。


同じように、左から最終決戦仕様、ファーストタッチ、通常版です。
通常版には頬に凹状の凹みがあります。
この凹みがファーストタッチでなくなり、目がメタリックから通常の黄色になります。手首が濃緑色になり、各関節が白色になります。


最終決戦仕様では、関節の色は元に戻ります。手首は濃緑色です。白色が緑分がないきれいな白色になったようです。赤色も少し濃い感じがします。顔が、ファーストタッチと同じものと、より安彦氏作画よりのものが二つつきます。つま先部分が先が細く人間の足のような形に変更されています。口の「ヘ」マーク2つが上の方にきゅっと締まっているのが地味にうれしいです。😄


背面部です。

安彦氏作画調のトイといえば忘れてはならないトイがあります。


このブログでもたびたび紹介している「可動戦士ガンダム」です。
とても古いトイですが、アニメから飛び出したような造形と可動範囲の広さで、私のお気に入りです。これとも比べてみましょう。


左から、
可動戦士ガンダム
ROBOT魂 〈SIDE MS〉 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~最終決戦仕様~
ROBOT魂〈SIDE MS〉 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~ファーストタッチ2500~
ROBOT魂 機動戦士ガンダム [SIDE MS] RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E.
です。


左から、
可動戦士ガンダム
ROBOT魂 〈SIDE MS〉 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~最終決戦仕様~
です。
顔の味わいがどちらも良い感じに「安彦調」ですね。
次に、バズーカ2丁にビームライフルを携えた、最終決戦モードのガンダムを再現してみます。



これですね。


別売りの「魂STAGE ACT.5」を使っています。こちらもなかなかの再現度です。ノズルの噴射エフェクトも効果的ですね。
Gファイター好きの私としては、最終決戦モードでGファイターに乗せてみたくなりました。




映像のシーンでダブルバズーカを携えてGファイターには乗っていませんが、なかなか格好良いですね。

破損した部品をつけてラストシューティングを再現することもできます。


破損したコアファイターも付属しています。



左側が最終決戦仕様に付属するコアファイター、右側がGファイターやガンタンクに付属する通常のコアファイターです。キャノピーがなく、尾翼が破損しています。

そして驚いたことに、アムロがア・バオア・クー脱出の際にコックピットを覆っていた鉄板まで付属しています!😲



これですね。


写真を撮影して気づきましたが、コアファイターの外壁(赤色の部分)もよく見ると傷がついているように表面処理されているようです。

また、スペースランチも付属しています。


ホワイトベースのハンガーデッキと組み合わせて、またジオラマを作ってみたくなりました。


これらのコアファイターやスペースランチ、キャラプレートなどを使用して、ファーストガンダムのラストシーンを再現できます。


Yes, my sweet, Yes my sweetest
I wanna get back where you were
愛しい人よ もう一度
Yes, my sweet, Yes my sweetest
I wanna get back where you were
誰もひとりでは 生きられない

このミニジオラマはありですね。こうやってディスプレイするのも良いなと思いました。


いかがでしたでしょうか。ROBOT魂 ver.A.N.I.M.E. のRX-78-2ガンダムは、この他にもリアルタイプ、フルアーマー、リアルタイプGアーマーに付属のものなども加えるとすごい数になりますね。😅
買い控えた人も多いと思いますが、この可動戦士ガンダム以来の安彦顔は、ROBOT魂RX-78-2の決定版となるのではないでしょうか。この顔をみると、「あぁガンダムだ・・・」と、安心してしまいます。😊
可動戦士から約20年かかったことを考えても、しばらくこのレベルのガンダムトイが新しくでるのは難しいと思われます。この最終決戦仕様のガンダムは一般販売ではないことも考慮に入れると、じわじわと価値が高騰していきそうな予感がします。

And now... in anticipation of your insight into the future.

2019年1月5日土曜日

1/144のGアーマー(トイとプラモデルの紹介)

今回は、1/144スケール(に近い大きさのものも含む)で発売されているトイとプラモデルについて紹介します。
左から、
1)ROBOT魂<SIDE MS>Gファイター ver. A.N.I.M.E. +
  ROBOT魂<SIDE MS>RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E.
2)GUNDAM FIX FIGURATION # 0004 Gアーマー
3)プラモデル HGUC No.050 1/144 Gアーマー (Gファイター + RX-78-2 ガンダム)
4)旧キットプラモデル 1/144 Gアーマー
の4種類です。


他にも1/144ぐらいの大きさのもので、「MOBILE SUIT in ACTION 海外版のGアーマー」、
プライズの、「スペシャルクリエイティブモデル ガンダム、Gファイター」があります。その二つはこちらで紹介しています。

<Gファイターとガンダム>



GUNDAM FIX FIGURATIONは、墨入れ、マーキング、塗装とすべて施されており、カトキハジメ氏による独特のアレンジが特徴的です。


ガンダムはROBOT魂の可動はさすがです。GUNDAM FIX FIGURATIONのガンダムは股関節などほとんど可動しません。


Gファイターの翼を反転させています。


GUNDAM FIX FIGURATIONのみ、回転軸により回転させるのではなく、上記画像のように、いったん外して、付け替える方式になっています。


GUNDAM FIX FIGURATIONのみ、スタンドはついていません。
ROBO魂は別売りの「ディスプレイスタンド 魂STAGE ACT.5」を使用しています。


それぞれのガンダムを乗せてみました。旧キットもがんばっています!😄
※旧キットは股関節が開かないので、本来はGファイターに乗せることができません。若干の改造を行っております。 → こちらを参照してください。
ROBOT魂は、Gファイターの後ろからガンダムに透明の接続棒をつけられるので、結構ダイナミックなポーズをとることができます。他のは固定することができないので、ちょっとしたことでガンダムが落っこちてしまいます。


また、キャタピラは、つけるか外す(HGUCは収納)のどちらかですが、ROBOT魂のみ、つける、半収納、はずす、の3形態を選べます。さらに、ROBOT魂は翼を折りたたんだ状態にすることや、ミサイルエフェクト、バーニアエフェクトなどもついており、プレイバリューに富んでいます。


<Gアーマー>




ガンダムを挟み込む重戦闘機形態です。
ROBOT魂とGUNDAM FIX FIGURATIONはシールドを二枚に合わせることができます。
また、GメカBパーツには足を入れるのですが、GUNDAM FIX FIGURATIONとHGUCと旧キットはとてもタイトな設計なので、塗装剥がれや破損の危険があります。裏技というほどではないですが、足を外してGアーマーにするようにしています。


GUNDAM FIX FIGURATIONシリーズは、発売から10年以上経っており、劣化・破損の危険が大きいため、手首や股関節を引き抜く際には注意が必要です。ドライヤーなどで暖めるなどの工夫が必要です。

<Gブルイージー>


こちらはビグロと交戦中のGブルイージーです。GメカAパーツ+ガンダムAパーツで構成されており、コアファイターはありません。



<Gブル>


このGブルは不思議な形をしています。ガンダムのAパーツから赤い胸部装甲を取り外しています。そのためコアファイターの大きさが若干大きくなっており、そのまま立体化をする場合、なんらかのアレンジが必要になります。


テレビのシーンでも、このようにコアファイターの大きさとガンダムBパーツの大きさがちぐはぐになってしまい、元々の設定に無理があることがわかります。



ROBOT魂は、下図のように、ガンダムAパーツに大きめの胸部Aパーツをかぶせることにより、全体のバランスを取ろうとしています。


GUNDAM FIX FIGURATION と HGUCは、設定通り、ガンダムAパーツの胸部装甲を取り払って、専用のコアブロックを取り付けています。
旧キットは胸部装甲はそのままですが、大きめの専用コアブロックを取り付けています。

<ガンダム胸部装甲+ガンダムBパーツ+GメカBパーツ>


これは戦闘用の形態ではないのですが、上記シーンのように、Gブルとして出撃した後、Gアーマーにドッキングするために残ったパーツを射出する際の形態です。😅


Gブルの項目でも書きましたが、設定に忠実に胸部装甲を取り外してGブルにしているGUNDAM FIX FIGURATION と HGUC はそのままBパーツに取り付けられますので、再現が可能です。



ドッキングシーンもそれっぽくできました。

<Gスカイ>


GメカBパーツにガンダムBパーツ、さらに展開したコアファイターをつけた戦闘機タイプです。


Gスカイの形態にすると、それぞれのパーツの大きさの違いが目立ちますね。


旧キットのコアファイターの大きさが目立ちますが、上記設定画のコアファイターの大きさを見ると、いちばん設定に忠実とも言えます。😅

<Gスカイイージー>



GスカイからガンダムBパーツを取り払った形態です。元々コアファイターの大きさが大きすぎているので、GUNDAM FIX FIGURATION とHGUCは台形状の専用接続パーツを取り付けて全体として違和感が少なくなるように工夫しています。ROBOT魂も接続パーツはありますが、そのまま接続している感じで接続パーツの形状は目立ちません。旧キットはそのままドン!と接続していますね。😅

<ガンダムスカイ(ガンダム+GメカBパーツ MA形態)>




対ザクレロ戦で使用した形態です。旧キットもそれっぽくこの形態にすることができました。ROBOT魂とHGUCは台座があって、格好良いです。

以上、様々な古今1/144Gアーマーキットを比較してみました。
ROBOT魂はさすがです。どんな形態でもかちっとストレスなく決まりますが、どの形態もしっかりさせるため、それぞれに専用接続パーツがあります。
GUNDAM FIX FIGURATIONはアレンジが独特で好き嫌いが分かれますが、マーキング、墨入れ、塗装がはじめから入っている唯一のGアーマートイです。ただ、ガンダムの股関節はほとんど動かないことや台座がないのが残念です。また、経年劣化で、手首や股関節のボールジョイントが破損しやすくなっています。
HGUCは安価で作りやすく、遊びやすく、もとのGアーマーの設定をよく立体化しているおすすめのプラモデルです。(わたしも2個持っています)
旧キットはある程度プラモデルの技術がないと、破損などの可能性が高いです。ただ、
昔を思い出して旧キットを作る醍醐味は、リアルタイムで旧キットを買った世代にはたまらないでしょう。大胆な巨大コアファイターの造形は、私は好きです。😆